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お知らせ
ひきこもりの人たちが集まる居場所があると聞きましたが、どんな場所で、何をするのでしょうか?
秋田県内にも、ひきこもりの人たちが集まる居場所があります。公的な相談機関にもありますし、NPOや私的な支援のための居場所もあります。居場所によって少し違いはありますが、気の合う人とおしゃべりをしたり、ぼーっとしていたり、料理をつくって食べたり、一緒に散歩やウオーキングをしたり、パソコンでゲームをしたり、トランプや遊びをしたり、ものづくりをしたり、相談やカウンセリングをしたり、楽しいことがいろいろあります。同じ悩みを持つ人ばかりですので気持ちを楽にして話すことができます。これが最高です。こうすれば心の中に少しずつ元気が出てきます。
同じような体験をした人と話してみたいと思いますが、どこに行けばよいでしょうか?
まずひきこもりの体験者がいるところへ、元気を出して出かけて行くことです。これは勇気のいることですが、思い切って連絡してみることです。てっとり早く行くには「体験者の会」がある居場所に行くことがよいでしょう。居場所では体験者の集いが何曜日にあるか決まっていますので、それに合わせて行ってください。きっとどこの居場所でも気持ち良く迎えてくれると思います。一度勇気を出していくと、後はとても楽に行けるようになります。
少し働いてみたいという気持ちが出てきましたが、どこへ行ったら紹介してくれますか。?
「働いてみたい」という気持ちが出てきたとき、すぐにどこか紹介してもらえるところに行って仕事を探さなければ、と考える方が多いです。しかしここで焦ってしまっては折角の前向きな気持ちも結果的に「今の自分ではまだまだ働くのは無理だな。」という現実の壁にぶち当たり働く気持ちが萎えてきてしまいます。
まず大事なことは、「働いてみたい」という気持ちでいることを、誰かに伝えることです。家族でも構いませんが、できれば家族以外の第三者に伝えてみましょう。ここでいう第三者とは、ひきこもり当事者を支援している団体や居場所を提供している団体のスタッフの方、地域若者サポートステーションなど若者の就労支援をしている機関のスタッフの方です。どこに行けばそういう団体があるのかは家族に聞いたり、インターネットで検索したりすればすぐに見つかります。
長い間ひきこもったのですが、はたして働くことができるでしょうか?
ひきこもりの期間が長い場合、働くことができるようになるまでにひきこもりの期間と同じくらい時間がかかると言われています。10年間ひきこもっていたのであれば、日常生活を安定させ、就労支援機関に行って就労体験プログラムなどを受けながら最終的に就職先を見つけるまでに10年間かかることになります。ただしこれはあくまでも目安であり、必ずしもそうとは言えません。経済状況や雇用環境、地域の事情など本人を取り巻く外部環境は常に変化しています。と同時に、本人の意欲や体調、家族の状況など本人に関わる内部環境も日々変化しています。外部と内部の状況を良く見極めながらその変化に合わせて進んでいくことが大事であり、働こうとする意欲が高ければ自分が思っていた期間よりも早く次の進路先が見つかるでしょう。